駅印帳最後は「境線編」 「鳥鉄旅ノススメ」第7弾販売 完全制覇で特製収納ボックス

 鳥取県は、県内各駅で「御朱印」ならぬ「駅印」を集める駅印帳「鳥鉄旅ノススメ」シリーズの第7弾「境線編」の販売を始めた。米子-境港駅の16駅が舞台となる。今回で県内6路線が網羅され、「鳥取全路線の旅」が楽しめる。6路線の駅印帳と駅印を全て集めると、先着千人に完全制覇賞として特製の収納ボックスなどが贈呈される。

 境線編の駅印は米子水鳥公園、勝田神社、新米子駅舎、伯州綿と弓浜絣、余子神社などのイラストが描かれている。境港市観光案内所と米子市国際観光案内所で同路線の乗車券を提示すると、「駅印」と「駅印帳」が購入できる。全16種類を集めて販売所に持参すると非売品の特製ポスターがもらえる。乗車券1枚につき駅印帳と駅印1セットが購入可能。価格は駅印帳が1650円、駅印が1枚300円。

 同企画では2021年秋以降、伯備線▽若桜鉄道▽JR山陰本線・西編▽因美線・智頭急行▽山陰本線・東編▽車両所-を販売。3月末現在、駅印帳は1941冊、駅印は1万2773枚を売り上げている。

 完全制覇賞の引き渡し場所は、八頭町観光協会、JR倉吉駅観光案内所、米子市国際観光案内所の3カ所。駅印帳と駅印が保管できる専用の収納ボックスとオリジナルデザインの紙袋がもらえる。

 県観光戦略課の担当者は「2年半でようやく県内鉄道路線が全てつながった。まちの玄関口の駅から巡る旅に出かけてほしい」と呼びかける。

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