泥の感触楽しみ丁寧に 親子ら100人、伯耆で田植え 米フェスタ2024

 親子の田植えを通して米や農業への理解を深める「米フェスタ2024おいしい米づくりにトライ!」(米フェスタ実行委委員会、JA鳥取西部、新日本海新聞社主催)が26日、伯耆町丸山のふれあい交流田で行われた。親子連れなど約100人が参加し、泥の感触を楽しみながら苗を植えた。

 同フェスタは収穫祭を行う10月までの年間イベントで、今年で37回目。開会式で実行委員長の中西広則JA鳥取西部組合長が「田植え体験を通じて米作りや農業について理解していただき、親子の絆や地域の皆さんとの交流を深めてほしい」とあいさつした。

 はだしになった参加者は水を張った約20アールの田んぼに入り、水田を管理する丸山集落営農組合の組合員にこつを教わりながら1列に並んでコシヒカリの苗を丁寧に植えた。手足だけでなく顔まで泥だらけにする子どもおり、田んぼには子どもたちの笑顔があふれた。

 水路では魚のつかみ取りがあり、同組合女性部が作ったカレーライスと焼き魚を味わうなど満喫した。

 日吉津小5年の内藤朝日君(10)は「泥がぬめぬめしていて足がはまって大変だったけど、たくさん植えられて楽しかった。稲刈りも楽しみ」と話した。

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