倉吉市が制作した大相撲の懸賞旗が8日、秋場所初日を迎えた両国国技館(東京)にお目見えした。今場所は、同市出身の第53代横綱・琴桜の孫、大関琴桜関(26)=佐渡ケ嶽部屋=の取組前に連日掲げられ、同市へのふるさと納税をPRする。県内の自治体で懸賞旗を掲出するのは同市が初めて。
同市の懸賞旗は、琴桜関と小結平戸海関(24)=境川部屋=との結びの一番で初めて掲出された。取組前、「鳥取県 倉吉市 ふるさと納税」と大きく書かれた紅白の懸賞旗が土俵上を1周し、満員札止めとなった場内にアピールした。
取組は、琴桜関が平戸海関に勝って白星発進。広田一恭市長は「毎日、数万人の来場者に相撲のまち倉吉をPRできる。ふるさと納税の飛躍につなげたい」と効果を期待した。