切り絵独特の質感味わって 倉吉で作品展

 一枚の紙をカッターナイフで切り抜いて表現する切り絵の作品展が、倉吉市住吉町の市文化活動センター「リフレプラザ倉吉」で開かれている。風景や植物など立体感ある作品が並び、来場者を楽しませている。28日まで(23日休館)。

 今展は、同市小鴨地区の愛好者らでつくる「切り絵を楽しむ会」(吉村勲代表)が初めて企画。会員6人が自信作をはじめ、計21点を出品している。

 市創作文華展奨励賞を受賞した栗原誠子さん(75)の「初冬」は、蒜山山中を走り抜ける赤いスポーツカーが印象的。このほか、白壁土蔵群や三徳山投入堂など、白と黒で表現された切り絵ならではの奥行きを感じさせる作品が展示されている。

 吉村代表は「遠近、濃淡、陰影で表現された独特な質感を味わってほしい」と話している。

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