「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」(10月19~22日)で倉吉市を訪れる選手らをもてなそうと、市社会福祉協議会(坂本操会長)などは24日、市民ボランティア手作りの箸置きを市ホテル旅館組合(竹歳和晃組合長)などに寄贈した。関係者の宿泊先に設置し、思い出として持ち帰ってもらう。
市社協と市ボランティア連絡協議会(板垣尊人志会長)が「おもてなしの気持ちを形にしたい」と、牛乳パックに和紙を貼ってリボンのように結ぶオリジナル箸置き作りを発案。賛同した子どもから高齢者まで約180人が、8カ月かけて約千個を完成させた。
市役所第2庁舎であった贈呈式で、坂本、板垣両会長が「皆さんに倉吉を思い出してもらえれば」とあいさつ。受け取った竹歳組合長とねんりんピック市実行委会長の広田一恭市長は「もう一度、倉吉に来てもらえるように皆さんの思いを届ける」と感謝した。
箸置きには「倉吉を楽しんでごしないよ」など倉吉弁のメッセージが添えられており、大会初日の19日から2日間、同組合加盟の全16施設で選手や関係者の部屋に配られる。