日野高(日野町根雨)の生徒が作った農産物や加工品を販売する「日野高ショップ」が7日、米子天満屋(米子市西福原2丁目)で開かれた。目当ての品を買い求める来店客でにぎわい、生徒らは笑顔で接客に励んだ。
地域貢献活動の一環。生徒9人が参加し、アグリライフ系列の生徒が作った農産物や加工品を情報ビジネス系列の生徒が販売した。店頭には米やレタス、ビオラの花、梨ジャム、トマトケチャップなどが並び、香川県の高校と連携して開発したバウムクーヘン「与島ばあむ」も限定販売された。
生徒は「いらっしゃいませ」と声を張って客を呼び込み、商品を袋に詰めたり、レジを操作したりと手際よく接客。同校合唱団もサンタクロースなどの装いでクリスマスソングを披露し、来店客を楽しませた。
3年の岡野稜太さん(17)は「人がたくさん来てくれて一部商品はすぐに売れた。今回が最後なのでやり切った感じ」と話した。