岩美高生が町の魅力表現 観光ポスターお披露目

 岩美町浦富の岩美高の生徒が町や観光協会と共同制作した観光ポスターのお披露目会が2月26日、近くの同町役場であった。高校生の目線で捉えた町の魅力を温かい手書きで表現した作品が、JR岩美駅や道の駅きなんせ岩美などに張り出される。

 採用されたのは2年の佐藤知代子さんと川部一織さん、1年の安達里帆さんの作品で、それぞれA1サイズのポスターに加工されている。佐藤さんは千貫松島の洞窟から見た夜景を描いた。昨年に続き10時間を費やした力作で「来年はまだ描けていない朝の景色を描く」と次作の構想を語った。安達さんは大阪府吹田市から移り住み、初めて見て印象的だった浦富海岸の海を自作キャラクターと表現。ポスターを見て「達成感が湧いてきた」とはにかんだ。

 同校生徒の作品を使った観光ポスター制作は4年目で、長戸清町長は「町を知ってもらい、来てみたいと思ってもらえる良い機会となっている」と高く評価した。

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