春感じさせる多彩な生け花 未生流庵家米子支部展

 未生流(庵家)米子支部(長谷川広美支部長)の生け花展が8日、米子市西福原2丁目の米子しんまち天満屋で始まった。春の息吹を感じさせる多彩な作品が展示されている。10日まで。

 同支部や米子挿花連盟を立ち上げた故長谷川満甫氏の三回忌を踏まえ、師から弟子へと技芸を伝承する意の「師資相承(ししそうしょう)」をテーマに開催。境港、安来の両支部を合わせ約70人が格花、盛花などの様式を生かした約50点を出品した。

 桜、サンシュウ、銀梅花、キンマサキなど春の訪れにふさわしい花を用いて自然を表現した作品を大勢の来場者が観賞。長谷川支部長は「伝統を守りながら時代に合わせて変化も受け入れ、華道を一層盛り上げていきたい」と話した。

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