東郷池周辺の景色を楽しみながら歩いて巡る「愛らぶ東郷池ノルディックウオーク」が８日、湯梨浜町内で行われた。町内外から参加した約１３０人が風光明媚（めいび）な東郷池畔や商店街のにぎわいを満喫しながら歩き、心地よい汗を流した。
ドラの音を合図に、中国庭園燕趙園を元気よく出発した参加者は、仲間と和気あいあいと歩く道のりを動画に収めたり、池のほとりで記念撮影したりと、それぞれの楽しみ方で約６キロを歩いた。途中の三八市通りでは、地域おこしに取り組む住民らでつくる「鬼嫁の里プロジェクト」が豚汁とちらしずしを振る舞い、参加者と交流を深めた。
友人家族と参加した東郷小５年の深田笑真さん（１１）は「坂道がきつかったけど、登り切った後の景色が最高にきれいだった。楽しかったので、また参加したい」と満足そうに話した。
イベントは、東郷池に親しみを持ってもらうことで水質浄化への関心を高めようと、鳥取県と同町の連携事業「愛らぶ東郷池」の一環として開催した。
