鳥取市の本通商店街で7日、保育園児らが「初めてのお買い物」に挑戦した。園児らは商店街の店舗を巡り、並んだ多くの商品の中から買いたい物を選び、自分でお金を払って購入するまでを体験した。
地域サポートネットワークとっとり(山口朝子代表理事)が企画。コモド第一、第二、第三保育園の2歳児クラスの園児10人が参加した。
園児らは家族へのお土産を買うことを目標に500円を財布に入れ、保育士の引率で商店街に繰り出した。カフェと果物店、農産物直売所を訪れ、真剣な表情で「何が買えるか」と品定めし、財布と相談しながら気に入った商品を購入していた。
農産物直売所で好きな野菜を手に取った、コモド第三保育園の岡田宗高ちゃん(3)は「ピーマンとカブを買った。お父さんとお母さんと分けて食べる」と笑顔で話した。