愛好者3人が制作野鳥リアルに表現 バードカービング展

 境港市竹内町の市老人福祉センターで、「バードカービング(野鳥木彫)展」が開かれている。市内の愛好者3人が野鳥や羽を本物そっくりに表現した作品を展示し、来場者の目を引きつけている。4月10日まで。

 出品しているのは、川端忠敏さん(77)、面谷勇さん(80)、西村信次郎さん(80)。いずれもバードカービング歴は約30年で、昨年秋に米子市で開催された「ねんりんピック地域文化伝承館」にも一緒に出展している。

 会場には、ねんりんピックの出品作を中心に野鳥の置物14点、羽だけの壁掛け8点を展示。らせん階段のような岩の横で翼を広げるトキ(面谷さん)、止まり木に片目を開けて休むコノハズク(川端さん)、ワシミミズクのやわらかな羽毛(西村さん)など、緻密な木彫りとアクリル絵の具による色付けでリアルに表現された作品が並ぶ。

 川端さんは「いかに剝製に近づけるかを考えて作品づくりをしている。細部とともに、止まり木の花も一緒に楽しんでもらいたい」と話した。

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