返礼品にマグロ解体ショー 境港市ふるさと納税

 クロマグロの水揚げが全国有数の境漁港がある境港市は30日、マグロの解体ショーをふるさと納税の返礼品とし、受け付けを開始した。234万円を寄付した人が対象で、同市に訪れてもらい目の前でマグロを豪快にさばく。

 境漁港には5月から7月にかけてマグロが水揚げされ、昨年の水揚げ量は全国2位の1071トンだった。境港のマグロをアピールし、市内を訪れてもらう機会にしようと解体ショーを返礼品に加えた。

 解体ショーは、鳥取県営境港水産物地方卸売市場(同市昭和町)にある境港おさかなパーク調理室で実施し、寄付者を含め10人まで参加できる。重さ40~60キロのマグロを経験豊富な職人らが解体し、その場で刺し身やにぎりずしにして提供するほか、残りのマグロはブロック状に切り分けて指定された場所に配送する。

 伊達憲太郎市長は「さかなと鬼太郎のまち境港市を情報発信し、ふるさと納税の寄付額の増加につなげたい」と話した。

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