情報活用する力育成へ 若桜町が「日本海新聞forスタディ」導入

 若桜町は本年度から新聞活用学習支援サイト「日本海新聞forスタディ」を導入した。町立の小中一貫校若桜学園で使用する。日本海新聞の記事を題材にし、情報を活用する力やふるさとへの愛着を育てる。

 3~9年生が使用する。タブレット端末に日本海新聞が提供する当日朝刊の記事を1日3本ルビ付きで配信。過去5年分の地域ニュースや、1年分の全国・世界のニュースも検索できる。自分の書いた記事や写真を画面に配置し、オリジナル新聞を制作する機能もある。

 1日、新日本海新聞社未来創造局の足立芳郎局長が盛田恭司教育長を訪問。盛田教育長は「情報を収集、整理して発信する力が大事」とし、子どもたちから見た地域の課題解決に生かしてほしいと話したほか、郷土愛の醸成に期待を寄せた。

 同サイトは本年度、境港、若桜、八頭、琴浦、日南の1市4町が契約して公立18校のほか、湯梨浜町の私立1校が活用。鳥取県と兵庫県但馬地域の計約80校がトライアル配信を受ける。(山本圭介)

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