鳥取県東部で活動する絵画グループ「市民アトリエ群青」(金宮勝洋会長)の絵画展が15日、鳥取市吉方温泉3丁目の市文化センターで始まった。油彩、水彩、パステルの個性豊かな作品48点を展示している。19日まで。
同グループは1965年に結成。「個性を大切に楽しく伸び伸び」をモットーに、毎月2回の写生会や年3回の作品展を開くなど活発に活動している。今展には60~80代の会員19人が出展した。
高田桂子さんの「城跡のさくら」(油彩)は、大胆な筆のタッチで春の風景を表現。牧野穂津美さんの「展望台の春」(水彩)は巧みな色使いで遠近感のある一枚に仕上がっている。特別展示コーナーには会員歴18年の垣田光一さんの水彩と油彩計12点が並ぶ。
金宮会長は「元気な会員たちが楽しく絵を描き、それぞれの個性が良く出ている」とアピールした。