純米大吟醸 初の生原酒 香住鶴 創業300年記念で限定販売

 酒造会社「香住鶴」(香美町香住区小原)は、創業300年を記念した限定酒「山廃 純米大吟醸 生原酒」を発売した。同社初となる純米大吟醸生原酒で、旬の地魚との相性抜群。但馬地域の酒屋や道の駅などの店舗で取り扱っている。

 第2弾となる本商品は、昨年7月に販売して即完売した「山廃 純米大吟醸299」の生原酒版。通常、生原酒の販売は品質保持の都合上、春先までに限っているが今回は、厳重に品質管理を行うことで販売に至った。初夏にピッタリなキレのある飲み口と県産山田錦のコク深く上品なうま味が特長。飲み方は冷酒やロックで。旬を迎える白イカの刺し身など地魚に合う。

 「今しか飲めない限定商品。ぜひこの機会に味わって」と福本和広社長。同社は創業から300周年を迎える今年、創業時の手法を再現した復刻酒やこれまでにない発想で作る新酒約6種類の販売を予定。7月には同社商品の飲み比べや来場者による人気投票などの記念イベントも企画している。人気投票の上位の酒は周年の限定商品に加える。

 価格は720ミリリットル(2025本限定)3300円。

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