開館30周年を迎えたわらべ館(鳥取市西町3丁目)と日本海新聞東部青年会(貞森一将会長)は17日、同館で新聞の魅力を発信する「しんぶんであそぼ!キッズday」を開いた。開館の歩みをたどる新聞記事のパネル展示や工作コーナーのほか、移動編集車「みみちゃん号」も出動して記念号外を発行し、多くの家族連れでにぎわった。
東部青年会の会員ら20人がPRブースを設置。訪れた子どもたちは、新聞を使った帽子作りで“読むだけじゃない新聞の魅力”に触れ、撮影したばかりの写真が入った号外を笑顔で受け取った。
会場では、県産フルーツの6次産業化に取り組む鳥取大の学生サークル「結梨(ゆいりん)」のスイーツ販売もあり、来場者は梨の葉を混ぜたどら焼きやシフォンケーキを買い求めていた。
父親と弟と訪れた鳥取大付属小4年の松下稜さん(10)は「新聞は読んだことがある。工作やパズルが面白かったし、お菓子もたくさんつかめてうれしかった。またやりたい」と喜んだ。