米子市議会は、市内で議会報告会と意見交換会を開いた。公募などで集まった市民や高校生約80人が参加し、市が掲げる「歩いて楽しいまちづくり」などをテーマに議員と意見を交わした。
市内各地に出向く議会報告会を、昨年から意見交換を中心とした内容に改めて実施している。公募のほか自治会や商工団体、子育てサークル、高校などに呼びかけて参加者を募った。
会では岡田啓介議長が議論を通じて政策を前に進める市議会の役割を紹介し、インターネット配信の視聴を呼びかけた。
参加者は9グループに分かれて投票率や公園の利活用など三つのテーマについて意見交換。付箋に課題や提言を書き込んだ。
このうち「歩いて楽しいまち」については、「街灯などを増やし夜も安心して歩ける道を」「周辺部から米子駅に向かうバスを充実してほしい」といった声が出た。意見はグループごとにとりまとめ、代表者が発表した。
(川口耕)