ガソリン価格抑制のため、1リットル当たり最大10円まで段階的に補助される定額補助制度が始まった。小売価格への反映には一定の時間がかかると見込まれたが、鳥取県内では消費者の期待に応え、制度開始初日の22日から安値で販売するガソリンスタンドが相次いだ。
石油情報センターの調査による、県内の小売価格はレギュラーガソリン1リットル当たり187円20銭(19日現在)。昨年10月以来180円を超える水準が続いており、消費者の制度への期待は大きい。補助制度開始第1週(5月22~28日)は全国の平均小売価格が前週より5円安くなるよう、石油元売り各社に7円40銭が支給されるが、ガソリンスタンドなどでは当面、補助前の在庫販売が続く。