夢をかなえてくれる、もう一人の自分 「からだ 世界」(20)分身ロボット

難病のALSを発症、再びバリスタに 誰かのためになっていると実感

  •  ALS患者の藤田美佳子。自宅のパソコンでカフェの分身ロボット「テレバリスタ」を遠隔操作し、コーヒーを入れた=2024年12月、愛知県東海市(撮影・植田剛史)
  •  ALS患者の藤田美佳子の遠隔操作でコーヒーを入れる分身ロボット「テレバリスタ」。肩に乗せた小型ロボットで客と会話できる=2024年12月、東京・日本橋の「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」(撮影・京極恒太)
  •  ALS患者の藤田美佳子の遠隔操作でトレイを運ぶ「テレバリスタ」=2024年12月、東京・日本橋の「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」(撮影・京極恒太)
  •  藤田美佳子は足の指先でスマートフォンを操り、イラストを描く=2024年12月、愛知県東海市(撮影・植田剛史)
  •  藤田美佳子の年表

 「何を飲まれますか」。体の筋肉が徐々に動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者藤田美佳子(ふじた・みかこ)(53)がパソコンの画面に映る客に話しかけた。「深いりのコーヒーを一つお願いしま...

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