鳥取市の鳥取港に1日、フランスのポナン社が運航する国際クルーズ船「ル・ソレアル」(1万992トン)が寄港した。鳥取港への寄港は昨年4月以来、3年連続3度目。フランス人を中心とする約200人の乗客は勇壮な和太鼓の演奏による出迎えを受け、鳥取砂丘砂の美術館や鳥取民芸美術館など市内を観光した。
ル・ソレアルは、全長142メートル、幅18メートル、客室数132室の小型客船。5月22日に大阪港(大阪府)を出港し、別府港(大分県)や萩港(山口県)などを経て鳥取港に寄港した。
同港での歓迎式典では、平井伸治知事らが同船の船長らに記念品を贈呈した。深沢義彦市長は「砂の美術館では日本の歴史の一場面などの砂像が展示されている。日本文化の素晴らしさを楽しんでもらいたい」とPRした。
同船は1日夕、次の伊根湾(京都府)に向けて出港した。