青基調に夏 因州和紙に表現 イラストレーター 毛利みきさん作品展

 女性誌などで活躍する人気イラストレーター、毛利みきさん(京都市在住)の作品展「青の夏」が、鳥取市青谷町山根の同市あおや和紙工房で開かれている。手すきの因州和紙にプリントされた柔らかな色調のイラストが来場者の目を楽しませている。15日まで(月曜休館)。

 毛利さんは、小学3年から高校卒業まで青谷町などで過ごしたことがあり、同町にまつわるイラストをポロシャツやマグカップ、トートバッグなどに描くなどしてPRしている。

 会場には因州和紙にプリントされた35点のイラストをはじめ、ポストカードやマグカップ、灯ろうなどを出展。虫取り網で星空に浮かぶ星を取る様子の少女、山や海を望む空を悠々と飛ぶ青い鳥、夏泊の海女、淡いピンク色のハマヒルガオが広がる鳥取砂丘などをモチーフに、さわやかな青色の作風が並んでいる。

 町内在住の40代男性は「薄い和紙と優しいタッチのイラストが新鮮」と話した。

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