徹底的な取材、観念と現実の調和目指した三島由紀夫

生誕100年、変わりゆく舞台を記者が歩く

  •  「潮騒」の舞台となった神島の八代神社の参道から望む伊勢湾=3月、三重県鳥羽市
  •  神島、金閣寺、大神神社
  •  神島の島民と記念写真に納まる三島由紀夫(左)
  •  三重県鳥羽市の神島灯台=3月
  •  神島で三島由紀夫が滞在した部屋=三重県鳥羽市

 作家三島由紀夫は今年生誕100年を迎えた。終戦を20歳で迎え、日本人の美や信仰を探し求めた末、45歳で割腹自殺した三島。作品執筆では、観念と現実の調和を目指し、徹底的に現地を取材した。

 若者が追体験...

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