島根県の工芸作家7人の展示会「となりの島根展」が、鳥取市栄町のギャラリーそらで開かれ、個性豊かな作品が来場者の目を引いている。11日まで(7日は休廊)。
島根県で活躍する作家らの手仕事を知ってほしいと同ギャラリーが企画。絵画、織物、木工、陶芸、ガラス作品を展示している。
このうち織物作家の戸谷昌代さん(安来市)は、藍や草木で染めた糸で手織りしたショールなどを出品。画家の加納江里子さん(同)は「飾るを楽しむ」をテーマに、生き物や植物といったモチーフを、デザイン性の高いおしゃれな画風で表現している。
同ギャラリーの池田真木さんは「同じ山陰である島根の工芸品を身近に感じ、生活に取り入れてほしい。出品した作家同士の刺激にもつながれば」と話した。