2020年3月31日

コロナ対策 鳥取看護大で講演会 NCNで放送へ

 倉吉市の鳥取看護大・鳥取短期大シグナスホールで25日、新型コロナウイルス感染症の予防に向けた講演会が開かれた。感染免疫学を専門とする同看護大の荒川満枝教授が、ウイルスの特徴や正しい予防法などについて伝授。約90人の市民らが興味深く聞き入った。

 世界的に感染が広がる同ウイルスについて正しい知識で対処してほしい、と両大学が緊急講演会として実施。会場は扉を開放、参加者はマスク姿で座席間隔を取るなど配慮して行われた。

 荒川教授は、感染経路とされる飛沫(ひまつ)、接触感染を防ぐのにマスク、手洗いは有効だが「マスクの表面には触らない」「手洗いは力を入れて泡を流す」など基本的なようで実践できていないポイントを指摘。さらに消毒薬がない場合に市販の漂白剤が代用できるなどの情報も紹介した。

 また、感染した場合の症状や国内外の発生状況をグラフで示し「日本は頑張って抑え込んでいるが、高齢者率が高いため重症化しやすく致死率も高くなる」と説明。「ワクチンや治療薬ができれば安心だが、健康な体であれば感染しても抗体が作られウイルスを排除する。そのためには栄養や安眠などで免疫力を高めることが重要」と参加者らに呼び掛けた。(田中美千留)

 講演の様子は日本海ケーブルネットワーク(NCN)の地域情報チャンネル(11ch)で4月1日午後5時から、中部チャンネル(12ch)で同5日午後10時から放送される。