大阪ニュース

盛況ライター勉強会 情報共有、同業交流の場に

2009年10月5日

 ライターの技術や能力を磨く勉強会が盛況だ。著作家ネットワークを築いて文筆代理業を展開する大阪市内の企業が企画。雑誌や書籍の執筆者、コピーライターなど各分野の専門家を招いて、情報の共有化を図るとともに、ライター同士のつながりづくりにも一役買っている。

ライターのつながりや情報共有化に一役買っている関西ライター勉強会

 勉強会は、関西で活動するライターを紹介したインターネットサイトを運営し、企業などから文筆依頼を受け付ける「ライトスタッフ」(北区野崎町)が約1年半前から実施。月1回の定例で、現役のライターや編集者を中心に20−30人の参加者を募集し、毎回ほぼ満席の状況だという。ときには九州や中国地方からの参加者も。

 9月26日に大阪産業創造館(中央区)で開いた第17回勉強会には、コピーライターの矢部弥生さん(33)が講演。商品の導入期から時間が経過すると、広告文の内容の狙いが変わってくることなど、専門家ならではの情報を提供していた。

 勉強会には、企業関係者も参加。紙器加工業「村上紙器工業所」の村上誠代表(46)は「表現の重要性を再認識した」と手応えを感じている様子だった。

 ライターにとっては、自身の専門分野以外の情報を知る貴重な機会となっている。コピーライターとして活躍する白石恵子さん(47)は、勉強会に5回ほど参加。「出版業界の仕組みなどを学んだ」という。他業種のライターと知り合う場としても活用する。

 この勉強会では、講師にボランティアで参加してもらうのも特徴。自身のアピールにつなげてもらうと同時に、矢部さんは「自身のモチベーションにもつながる」と話す。「関西にライター文化を」と活動するライトスタッフ代表の北村盛康さん(38)は「それぞれの分野で活躍するライターの発想や知識が、第三者には宝物になる。情報を共有し、ライター同士の横のつながりに役立ててもらえれば」と思いを込めている。

 料金は部屋代として数百円程度必要。問い合わせは電話06(6364)5657、同社へ。