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油絵風に写真加工 寅貝さん「ローレフォト展」

2016年10月20日

 今秋の国際コンクール4部門で受賞した大阪狭山市出身の写真家、寅貝真知子さん(36)の作品展「ローレフォト展」が19日、池田市で始まった。質感のある油絵風に写真を加工したローレフォトと呼ばれる独自の技法を使い、「ここではないどこか」を表現している。受賞作を含む約40点を出展している。入場無料、24日まで。

油絵のような重厚感が特徴の「ローレフォト」を出展した寅貝さん=19日午前、池田市のギャルリVEGA

 作品は、国内のほかイタリアやドイツの主に古代遺跡や古城で撮りためた素材で制作。一作品当たり30ほどの写真を複合させて郷愁を誘う作品に仕上げ、乾燥させたコケを額に用いて自然の生命力を表現した。

 寅貝さんは大手家電メーカーを退職後、写真家に転身。約10年間、女性の肖像を撮り続けてきた中で「ライフワークとして取り組めるものを」と考え、自由な表現にこだわったのが今回の新作だ。

 寅貝さんは「階段やドアの奥に何があるのか、わくわくしながら見てほしい」と来場を呼び掛けている。午前10時から午後6時(24日は同4時)。問い合わせは、電話072(750)3333、ギャルリVEGA。