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体を動かす楽しさ知って メダリストが小学校で特別授業

2017年9月14日

 陸上五輪メダリストの朝原宣治さんらトップアスリートによる体育授業が13日、大阪市住之江区の南港緑小(吉岡美由紀校長)で始まった。同区が南港ポートタウンの活性化計画に盛り込む“先進的教育”の一環で、本年度は南港地区の小中学校3校でそれぞれ計2〜3回を予定。朝原さんは「体を動かす楽しさを分かってほしい」と期待していた。

児童らを指導する朝原さん(手前)=13日、大阪市住之江区の南港緑小

 授業は、区が大阪ガスと契約し、朝原さんが主宰する同社の陸上教室「NOBY T&F CLUB」のスタッフが講師を務める。

 この日は、小学生100メートルの日本最高記録を持つ山本慎吾さんや、北京五輪女子マラソンに出場した中村友梨香さんら4人が参加し、2学年ごとに指導した。

 5、6年生の授業では、「真っすぐな姿勢」を意識して体操やスキップ、ダッシュを実施。朝原さんや山本さんが実際に動きを披露すると、児童らは「普段の授業より分かりやすい」「前より速く走れる気がする」と目を輝かせていた。

 指導した朝原さんは、授業として継続する仕組みを「子どもと話す機会が増え、コーチにとっても勉強になる。こういう活動が広がれば選手の経験も生きてくる」と評価する。

 西原昇区長は「子どもが何かに向かってスタートするには機会が必要で、トップアスリートとの出会いは大きい。この取り組みを充実させ継続したい」と話していた。