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レンタカー利用訪日客向け 高速定額乗り放題開始

2017年10月16日

 訪日外国人客が増加する中、NEXCO西日本など高速道路会社や道路公社は25日から、関西広域を対象とした初のインバウンド向け高速道路周遊割引商品を販売を始める。対象の高速道路が定額乗り放題となり、訪日外国人の地方誘客にひと役買う。

 取り組むのは、NEXCOの西日本と中日本、阪神高速道路、大阪、京都、兵庫、奈良の各道路公社で、商品名は「関西エクスプレスウェイパス」。12月17日まで実施する。

 訪日外国人旅行者数が2404万人に達する中、関西にも多くの外国人が来訪。ただ関西では広範囲に観光資源があるものの、公共交通の不便な地域もあるため、レンタカー利用の拡大で、関西周遊につなげてもらおうと企画した。

 パスは、NEXCOプラン、阪神高速とのセットプランの2種で連続する2日間から最大10日間がある。例えば3日間ではNプランが6500円、N・阪プランは8200円。予約した指定レンタカー会社の関西国際空港の店舗で申し込む。

 先行実施する九州では、2014年度が2200件だったが、15年度が5500件、通年で取り組んだ16年度は1万4300件の利用実績があった。

 大阪観光局が関空でレンタカー返却した訪日外国人の調査(17年6〜7月)では、リピーターの利用が多いほか、「高速道路の料金の高さ」を指摘する意見が多かった。

 NEXCO西は「訪日外国人旅行者の地方誘客を後押ししていきたい」としている。