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リノベで地域活性化を 日本橋に複合施設

2017年11月15日

 カフェ運営やリノベーションを手掛ける「美想空間」(大阪市西区、鯛島康雄社長)は15日、大阪・日本橋の文化住宅をリノベーションした複合施設「FUN SPACE(ファンスペース)日本橋」をオープンする。快適な空間でアウトドア気分を楽しむ「グランピング」をテーマに、カフェやゲストハウス、インテリア関連店舗の相乗効果で、収益向上と地域活性化を目指す。

リノベションして生まれ変わったグランピングがテーマの複合施設=大阪市浪速区
リノベーションされる前の文化住宅=大阪市浪速区(美想空間提供)

 リノベーションしたのは、同市浪速区日本橋西1丁目に建てられた推定築70年の文化住宅(約500平方メートル)。古ぼけた長屋のような外観から、通行人がスマートフォンで撮影に興じるデザイン性の高い建物に生まれ変わり、オープン前から団体での予約を検討する客が訪れている。

 1階の通りに面した前面部分(約150平方メートル)と2階の手前部分(約135平方メートル)は、約100席のカフェ&ダイニング「ファンスペースダイナー」に再生した。

 緑あふれる空間にリゾートソファが置かれ、自家製生ハムや肉をたっぷり使った「日本橋バーガー」、エビとブロッコリーのアヒージョなど、アウトドアシーンをイメージした約50種類の料理を提供する。

 1階奥側(約99平方メートル)は4部屋のゲストハウス「Glam Lodge(グラムロッジ)」。木製の二段ベッドが並ぶこだわりの作りで自炊も可能だ。

 2階奥側は、植物を暮らしに取り入れるボタニカルライフを個性的なシダ植物などで提案する「NOOSA(ヌーサ)」と、美想空間のショールームが入居。キッズスペースも開設し、子育て世代も訪れやすい施設を目指す。カフェを訪れた客にインテリアやリノベーションへの興味を持ってもらう相乗効果が狙いだ。

 場所は南海難波駅近くの商業施設・なんばパークスの近くながら閑散としていた地域で、鯛島社長は「人の流れを呼び込み、収益を上げるとともに、地域再生に役立ちたい」と意気込んでいる。