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平原綾香、ダンスも自信 「メリー・ポピンズ」主演

2018年1月19日

 世界10カ国以上で上演されている大作ミュージカル「メリー・ポピンズ」が3月から、日本で初演される。タイトルロールを務める歌手の平原綾香は「自分を信じる気持ち、人間的な優しさが、彼女の体の中に凝縮されている。誰もが幸せになるミュージカル」と言い、歌はもちろんダンスにも自信をのぞかせる。

プロデューサーから「綾香のメリーでいい」と言われ少し安心したという平原綾香=大阪市内

 イギリスの作家パメラ・トラバースの小説を基に、ウォルト・ディズニーが自らプロデュースし1964年に映画化。アカデミー賞5部門を受賞し世界的に大ヒットした。これを「レ・ミゼラブル」などの名プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュが2004年にミュージカル化。

 「空からやってきて空に戻っていく。幼い頃は映画を見てもおかしいと思わなかったが、大人になって見て『おかしいぞ』と。不思議がいっぱいで、彼女は何者なんだと」と平原がいうメリー・ポピンズは魔法が使え、ロンドンのバンクス家に舞い降りてくる。

 カバンからは何でも出てきて、壊れたものも彼女の思うままに元通りになる。大喜びの子どもたちだけでなく、父親ジョージ(駒田一、山路和弘)や母親ウィニフレッド(木村花代、三森千愛)も不思議な力で巻き込み、一家に幸せをもたらし空に帰って行く。

 「楽曲が本当に素晴らしい。何の曲を聴いても全部知っている」と平原。「『チム・チム・チェリー』はあらためて歌ってみると意外と大人っぽく、『お砂糖ひとさじで』はかわいく、『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』は、今まで地球上にない言葉を作るという発想もなかったのですごくかっこいい」と解説が止まらない。

 シンガー・ソングライターとしてデビューし15年。舞台は2作経験があり、ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」(14年)でクリスティーヌ役、「ビューティフル」(17年)でキャロル・キング役を務めた。「ミュージカルに出てから、前より自分の歌が歌いやすくなった。楽曲の伝え方が変わったと言われることもある」。確実に成長の糧とする。

 ダンス力はこれまで封印していたという。「実は小1〜高2までクラシックバレエをやっていたので踊ることは大好き。15年目にして人前で踊ることができて幸せ。昔の習い事と隠し芸でやっていたタップが役に立つ日が来るなんて。頑張るので期待して」

 大阪での舞台は初。「父は大阪出身で、親戚もたくさん住んでいる。大阪のコンサートはどこよりも盛り上がるので、大阪の人たちにも見てもらえる機会ができ、とってもうれしい。東京とは違うメリーになるのではと楽しみにしている」と笑顔をはじかせた。

 濱田めぐみとダブルキャスト。ほか配役はメリーの親友バートに大貫勇輔、柿澤勇人▽バードウーマン&ミス・アンドリューに島田歌穂、鈴木ほのか。大阪公演は5月19日〜6月5日、梅田芸術劇場メインホール。チケットは1月27日から発売。問い合わせは電話06(6377)3800、同ホール。