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学生出身力士ら憩い 激励にファン400人

2018年3月5日

 大相撲春場所(11日からエディオンアリーナ大阪)前の恒例イベント「学生出身力士を励ます会」が2月28日、大阪市天王寺区のホテルで開かれ、近大出身の高砂(元大関朝潮)、伊勢ケ浜(元横綱旭富士)両親方をはじめ、大学相撲部出身の現役力士計72人のうち約50人が出席。一般ファンを含め約400人が参加した。

勢ぞろいした学生出身力士と共に開会挨拶する北村光雄西学連会長(中央)=天王寺区のホテルアウィーナ大阪

 主催者を代表して、西日本学生相撲連盟会長の北村光雄同志社大相撲部総監督が「今場所の番付をみると幕内十両の計70人のうち26人が学生相撲の出身者。モンゴルをはじめとする外国出身力士17人をしのぐ数で、大相撲をしっかり支えている。西日本の学生出身者では、業師の宇良くん(関学)はけがで幕下に下がったが、代わって炎鵬関(金沢学院大)が“舞の海二世”として十両に昇進してくれた」と激励。

 力士を代表して、学生出身では最年長関取となる豪風関(中大)が「全員で切磋琢磨(せっさたくま)し勝ち越しを目指すのはもちろん、しばらく出ていない学生出身の横綱大関が早く誕生して、皆さんに喜んで頂きたい」と謝辞を述べた。

 会場内は「番付がすべて」の角界のしきたりを外し、「学年の先輩後輩」として語り合う和気あいあいとした雰囲気。正代関(東農大)、石浦関(日大)ら幕内の人気力士のそばにはカメラを手にした若い女性や子どもたちが列を作った。

 司会を担当した相撲好きで知られる上方落語家の笑福亭円笑さんが、力士と相撲をテーマにした勝ちや白星につながる縁起のいい小噺(こばなし)を即興で演じ、力士はお返しにカラオケで美声を披露し喝采を浴びた。