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快適なスポーツ観戦支援 5社が合同イベント

2018年5月4日

 2020年東京五輪が迫る中、物や場所の貸し借りをネット上で仲介する「シェアリングエコノミー(共有型経済)」の事業者らとスポーツクラブが連携し、スポーツイベントでの困り事を解決して快適な観戦を実現していこうとする動きが見られる。5日には、サッカーJリーグのセレッソ大阪の試合に合わせ、5社が合同イベントを企画。シェアサービスの価値を楽しみながら体感できるようにする。

来場者でにぎわう試合前の会場の様子=大阪市東住吉区
飼い犬と一緒に試合に訪れ、アキッパと犬の預かりサービスを活用した利用者=大阪市東住吉区

 イベントは、空き駐車場を貸したい人と借りたい人を仲介している「アキッパ」(大阪市)などが、セレッソ大阪運営の「大阪サッカークラブ」(同市)と協力して実施。両者はこれまでにも、来場者らの利便性を高めようと試行錯誤し、駐車場を探す手間がかからないようにするだけでなく、ペットの一時預かりまで対応した時もあった。

 今回、観戦時に大きな荷物を置く場所がないといった悩みや、服装に迷うといったケースなどにも対策を講じようと、シェアサービス事業者の連携の輪を広げて企画。同市東住吉区のキンチョウスタジアム周辺で試合開始時間前に繰り広げる。

 さまざまな施設の空きスペースにコインロッカーと同様に荷物を預けられるサービス「エクボクローク」運営のエクボ(東京)は、無料で預けられる枠を設けたりする。

 月額制で洋服を借りられるサービス運営の「エアークローゼット」(東京)は、観戦に合った着こなしをプロのスタイリストが紹介する。

 試合前の時間を楽しむ企画も用意。写真素材を利用者から直接購入できるサービス運営の「スナップマート」(東京)は「スタジアムでの楽しい時間」などをテーマに写真コンテストを開く。

 「こどもの日」に当たるのも踏まえ、子ども向けプログラムも用意。近くの農園や直売所を見つけられるサービス運営の「ヤサイバー」(大阪市)は、野菜の収穫体験の場を用意。アキッパは、小学生以下限定で「駐車場グランプリ」を開く。電動乗用玩具で、決められた場所への駐車スピードを競う内容だ。

 アキッパの金谷元気社長は「試合中だけでなく試合前まで快適に楽しんでもらい、たくさんの笑顔が生まれれば」と意欲を示している。

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 午前11時〜午後3時。参加無料。