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近大4年ぶりV 西日本学生相撲、団体1部

2018年6月5日

 東海地区以西の団体と個人の王座を決める「第92回西日本学生相撲選手権」が3日、19校123選手が参加して堺市の市営大浜公園相撲場で開催された。団体戦は前評判通り、近畿大が4年ぶり38回目の優勝を飾った。

1部の団体優勝と個人入賞独占の近大チーム。前列左から先鋒・元林(個人優勝)、二鋒・瀧(同3位)、中堅・谷岡(同準優勝)、後列左から副将・渡辺、大将・山口(同3位)、交代・中井と川端の各選手
1部個人決勝 元林(右)はうまく右に回り込んで、谷岡を押さえつけるような突き落としで下し初優勝

 今年から団体戦を1、2部とも先に行い、次に1、2部別の個人戦トーナメントに変更した。

 1部6校による5人制の団体戦は、春先から好調の近大が勝ち点で並んでいた九州情報大と最終5回戦で対戦。2―2からの大将戦で、山口3段(2年・津島高)が攻防の突っ張りから右まわしを取って一気に青房下へ走って海上3段(4年・響高)を寄り切り、優勝を完全勝ち点で飾った。西日本3位までが、11月の全国学生選手権に団体Aクラスで出場できる。

 トーナメント方式の個人戦は、1部は戦前の予想通り近大勢が圧倒的に強く、8強のうち七つを占めた。準決勝は近大の団体戦メンバー5人のうちの4人が独占し、他を寄せ付けぬ充実ぶり。

 1試合目は、馬力とスピードで勝る主将の元林3段(4年・近大付)が、山口に対し右の相四つから177センチ166キロの巨体を寄せて赤房下に寄り切り。

 続いて、谷岡3段(3年・同)が、得意の投げで高校時代から共に切磋琢磨(せっさたくま)してきた瀧3段(3年・同)を右上手から投げて勝ち上がった。

 近大勢同士となった決勝は、右の相四つだけに谷岡の右前みつが取れるかどうかがポイントと見られた。狙い通り右を指した谷岡だったがやや深く入った。そこを元林は落ち着いて右に回り込みながら左ひじを使って圧力を加え、同時に強烈な右から振るような突き落とし。軽量の谷岡はたまらず土俵中央にたたきつけられた。元林は初優勝。