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女性起業家ら特化 西区に共同オフィス

2018年8月24日

 女性起業家らが仕事場として共同利用できるコワーキングスペースが、大阪市西区に開設された。女性経営者らによる起業支援団体「わくらく」が企画。よりよいスタートを後押しするため、経営勉強会に参加できるようにしたり、家庭と仕事の両立といった女性ならではの不安について相談に乗る。関係者は「女性の自立を促し、経済を活性化できれば」と意気込んでいる。

コワーキングスペースのお披露目会で、今後の盛り上げに向けて機運を高めた関係者ら=大阪市西区

 「女性の活躍」が政府の重要政策の一つに位置付けられる中、起業したい女性からは、費用を抑えながら仕事や相談ができる場が求められている点を踏まえた。

 オフィスを借りるだけの資金がなく、自宅で事務所を開いた場合、相談相手がいないため孤立したり、仕事に集中できなかったりする面があるためだ。

 「わくらく」の三根早苗代表は「仕事のリズムをつくるためには、定期的に通って人と会う場所が必要」と、自身の体験も踏まえ指摘する。

 現在「わくらく」には、約200人の女性経営者が所属。若手起業家が自身の手本となるモデルを見つけ、事業の成功イメージを描きやすいという利点があるという。

 利用は、会費と合わせて月額1万円余りに設定。人脈づくりと仕事場を同時に得られるようにした。「わくらく」で開いている月6回程度の経営勉強会に無料で参加することもできる。

 相談なども「わくらく」の事務局関係者らが対応。14年間で約千人以上の起業相談を受けてきたといい、事業計画から女性ならではの不安まで寄り添って応じられるという。

 17日の開設に合わせて開催したお披露目会には、金融機関やほかの支援団体関係者も含め約50人が参加。盛り上げに向けて機運を高めた。

 三根代表は「創業時の成長を加速させ、多くの女性が自立できる社会にしたい」と抱負を示している。