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ギャンブルでなぜ地域振興 市民の会が総会

2018年9月9日

 大阪府・市が進めるIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致を阻止しようと「大阪カジノに反対する市民の会」(西沢信善代表)が8日、第1回総会と講演会を豊中市の蛍池公民館で開いた。「ギャンブルの弊害は社会災害」といった意見やIRの誘致に対する住民投票の提案などが出された。

あいさつする西沢代表=8日、豊中市の蛍池公民館

 総会には約120人が参加。「カジノ戦争」の著書を持つ神戸大名誉教授の西沢代表が「ギャンブルを地域振興の手段にすることに危機感を覚えた。金を巻き上げられる、依存症、家庭崩壊、犯罪、自殺。ギャンブルの弊害は社会災害。人為的なもので止められる」とあいさつ。

 依存症問題に取り組む吉田哲也弁護士はIRについて「経済効果のマイナス面を評価していない。韓国では多額の社会的コストがかかっている」とし、カジノの規制についても「利用者を保護すると事業者の利益が減少する。カジノ規制の議論は例外なく、消費者保護の要請が後退している」と指摘した。

 吉田弁護士は「住民投票を実施させていくことが必要。住民が賛成して初めて(カジノ誘致を)提案できるということにしないといけない」と強調した。