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まちづくり連携で駅名変更 寝屋川市とJR西が協定

2018年11月21日

 JR西日本と寝屋川市は、同市東部にあるJR片町線の東寝屋川駅を「寝屋川公園駅」に来春、改称すると発表した。近くには新駅名と同名の府営公園があり、市は駅名変更によるイメージアップを図り、子育て世帯を呼び込みたい考え。両者は20日、駅名改称に伴うまちづくりの連携協定を結んだ。

協定書を交わし、新駅名のボードを掲げる北川市長(右)と川井支社長=20日、寝屋川市役所

 市が調査を委託した摂南大経済学部の郭進准教授(マクロ経済学)の試算によると、駅名改称を含む今後20年間のまちづくりによる経済波及効果は475億円という。

 東寝屋川駅は1979年に開業した市内唯一のJR駅で、乗降者数は1日当たり平均9200人。京阪電鉄が通る市西部地域に比べ、丘陵地に当たる東部地域の活性化は課題の一つで、市によると駅周辺では道路や公営住宅、小中一貫校の整備をはじめ、病院移転計画など再整備を進めている。

 また、片町線と乗り換えできるJRおおさか東線が、来春に全線開通することや、片町線沿線の松井山手駅(京都府京田辺市)付近に北陸新幹線新駅の建設計画が発表されたことも背景にある。

 協定書には、駅へのアクセス改善や一帯のにぎわい創出、情報発信の強化などを盛り込んだ。来春は同市が中核市移行を決めており、調印式で北川法夫市長は「住み続けたいと思えるまちにしたい」と決意表明。

 JR西の川井正・近畿統括本部大阪支社長は「地域と鉄道が、持続的に成長できるよう精進していきたい」と応じた。

 JR西は、おおさか東線を放出から新大阪まで北へ延伸する来春のダイヤ改定に合わせ、駅名を変更する予定。