小泉八雲の足取りを追体験 山陰で学ぶSDGsバスツアー

 「小泉八雲ゆかりの地・山陰で学ぶSDGsバスツアー」が30日、米子市の中心市街地を流れる加茂川周辺であり、参加した親子らが明治時代の作家、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、1850~1904年)が注いだ自然への畏敬のまなざしから持続可能な社会へのヒントを学んだ。

 全国街道交流会議第13回全国大会「山陰大会」実行委員会(事務局・松江市)が主催。山陰大会は、山陰各地での出合いや体験を通して「自然との共生」に共感した八雲にスポットを当てる。バスツアー(22~30日、計4回)には松江、出雲両市内から11組の親子計23人が参加。東は琴浦町から西は出雲市まで八雲の足取りを追体験した。

 この日、参加者は八雲が船で米子から松江に向かったのに倣って、遊覧船で加茂川から米子港を出て中海の眺めを楽しんだ後、八雲が「心優しい姿の表現」と関心を寄せた地蔵が点在する加茂川周辺を巡った。参加者は城下町米子観光ガイドの解説に耳を傾けながら、町家や小路からのぞく米子城跡をカメラに収めるなどしていた。

 出雲市から参加した野宗輝邦さん(45)と長女の穂奈実さん(9)は「古いものが残る町並みは歩いていて楽しかった。川沿いの札打ちの風習やカッパにも興味を持った」と話した。

 八雲のひ孫で小泉八雲記念館の小泉凡館長(62)は「八雲は日本の未来を見据えていた。ツアーでは改めて五感で感じることの大切さを学んだ」と強調した。

 本大会は来年2月17日に安来市内で開かれる。

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