早生(わせ)品種の日本栗「ぽろたん」の出荷が11日、琴浦町で始まった。大きくて渋皮までぽろっと皮がむけ、調理しやすいことから消費者に人気の栗。JA鳥取中央によると、今年は干ばつで生理落果が多く収量が懸念されるが、無事に実った栗は順調に成長しているという。主に県内市場に出荷され、スーパーや町内の直売所などで販売される。
同町では、町農業委員会が遊休農地対策として2011年にぽろたんを導入。同JA栗生産部では今年、28戸(前年33戸)が407アール(同442アール)で栽培している。
初出荷を迎えたこの日、同町釛の同JA中央野菜集荷場ではスタッフが持ち込まれたぽろたんの状態を確認しながら選別。同生産部の河上幸徳部長(71)は「収量は前年並みを確保したい。ゆでても焼いても簡単に皮がむけるので、栗ご飯などにして味わってほしい」と話した。
同JAは今季、出荷量2トン(同約1・8トン)、販売金額220万円(同約200万円)を見込んでいる。