信用金庫職員の接遇技術を競う「第38回鳥取信用金庫ロールプレーイング大会」が17日、鳥取市栄町の同金庫本店で行われ、最優秀賞に智頭支店の平井真菜美さんが輝いた。
職員の業務能力向上などを目的に毎年開催。入庫3~8年目の9人が出場し、将来の生活資金について不安を抱く顧客(59)の相談に応じるという設定で行われた。
出場者は老後の貯蓄について顧客の考えを丁寧に聞き取り、個人の資産運用を後押しするために1月から運用が開始された新しい少額投資非課税制度(NISA)などを、自身が作成した資料を用いて紹介した。
審査員は、助言や情報収集、次回面談へのつなぎ方などが適切かどうかを審査した。最優秀賞の平井さんのほか、鳥取南支店の谷口七海さんと正蓮寺支店の福田樺音さんが優秀賞に選ばれた。
3人は2月7日に同金庫で開かれる県大会に出場する。