強盗想定し対応シミュレーション JA西部大山口支所で訓練

 琴浦大山署は6日、JA鳥取西部大山口支所(大山町国信)で、強盗事件を想定した訓練を行った。職員ら約20人が参加し、有事の際の適切な対応について確認した。

 訓練は2人組の男が同支所に押し入った想定で実施。犯人役の署員は職員に拳銃を向け「金持ってこい」と大声で怒鳴り、来店客役を人質に取ってかばんに現金を詰めるよう要求した。職員3人がすぐに非常通報装置を押して110番通報。警察からの電話を切るよう指示されると、受話器を外したままにして緊迫した状況を伝えた。

 犯人役を刺激しないよう両手を上げつつ終始冷静に対応し、訓練終了後には捜査に必要となる犯人の特徴のつかみ方を学んだ。

 同支所の瀬尾浩二支所長は「しっかり冷静に対応できたのが今回の成果。実際に起こり得ることだと心がけて日常業務に努めたい」と話した。

(平塚千遼)

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