鳥取市民は甘い味が好き-。総務省が毎年公開している、全国47都道府県庁所在地と政令指定都市5市を対象とした家計調査で、鳥取市の2023年の世帯当たり購入額(年間支出金額)はバナナやまんじゅう、砂糖などが全国1位となり、甘い食べ物を好む傾向が浮き彫りになった。特にバナナは前年の27位からの大躍進。背景を探った。
このほか購入額で鳥取市が1位となったのは、即席麺▽イワシ▽カレイ▽カニ▽ちくわ▽梨-など。過去5年間の集計でも毎年上位をキープする品目がそろった。一方、バナナは初の首位で、22年の購入額5383円・27位から急上昇。23年の6946円は、過去5年間のどの県庁所在地と比べても一番多かった。