25日 県アマ囲碁名人戦決勝3番勝負 5回目目指す秋藤七段 森下六段は初の栄冠へ

 鳥取県内アマチュア囲碁界最高峰の座を賭けた「第27回鳥取県アマ囲碁名人戦決勝3番勝負」(新日本海新聞社主催、県囲碁連盟後援)が25日、倉吉市の中部囲碁会館で行われる。決勝に駒を進めたのは、秋藤伸一七段(54)=倉吉市=と森下博六段(82)=三朝町。

 秋藤は2013年以来の3番勝負で5回目の名人を目指す。一方、長い囲碁歴を誇る森下はこれが意外にも初めての栄えある舞台進出である。

 森下は、1回戦で村河直樹(米子市)、2回戦で門脇宏幸前名人(大山町)、準決勝で阿部正行(境港市)といずれも西部の難敵を下し、秋藤は、初戦の久野昭彦(米子市)を中盤以降優勢を拡大して勝利し、丸山和彦(境港市)には相手にもチャンスのあった難戦を制した。

 3番勝負を前にした2人に抱負を聞いた。

 秋藤「久しぶりの3番勝負ですが、頑張ります」

 森下「気楽な気分で打つ。線香花火になるか打ち上げ花火になるか」

 決勝の観戦は自由。なお、3番勝負の模様は後日、棋譜解説とともに本紙で詳細にお伝えする。(敬称略)

 湯本 正雄(中部囲碁会館)

 ◇「第27回鳥取県アマ囲碁名人戦決勝3番勝負」は25日午前10時から、倉吉市下田中町の中部囲碁会館で。

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