「日本海新聞ふるさと大賞2023」の若桜町表彰式が2月27日、同町役場で開かれ、地域貢献賞、スポーツ・文化功労賞にそれぞれ1人ずつの計2人が表彰された。
地域貢献賞は、鳥取工業高3年の谷口一真さん(18)が受賞。町内の高校生サークルにも所属し、写真部の部長として撮影した写真が町広報誌の表紙を飾ったほか、県美術展覧会で入選、県高校写真展で最優秀賞に輝くなど地域の魅力発信に尽力した。
スポーツ・文化功労賞は、八頭高3年の小林愛実さん(18)が選ばれた。陸上部に所属し、かごしま国体陸上競技の男女混合1600メートルリレーメンバーとして出場して県新記録を樹立。県選手権陸上競技400メートル、県高校総体400メートルで優勝するなど輝かしい成績を残した。
表彰式には、上川元張町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の坂本正則理事、地元の販売所長らが出席。上川町長が功績を紹介しながら「明るい未来に町としてもエールを送りたい」と激励した。
受賞者の谷口さん、小林さんは、それぞれ「受賞は支えてくれた人たちのおかげ。感謝の気持ちを忘れずに地域に貢献したい」とお礼の言葉を述べた。