黄金色の稲穂手際よく収穫 鳥大の学生団体三徳レンジャー

 三朝町でコメの生産から販売まで手がける鳥取大の学生団体「三徳レンジャー」(佐藤蒼悟代表、23人)が8日、同町片柴の田んぼで稲刈りを行った。メンバーらは例年よりたわわに実った黄金色の稲穂を丁寧に刈り取り、収穫の喜びを実感した。

 同団体は、2009年に発足。休耕田を活用したコメ作りを実践し、加工や販売まで行う6次産業化にも取り組んでいる。

 この日は5月に田植えをした四つの田んぼのうち、「コシヒカリ」を植えた約20アールで稲刈りを実施。わずかに雨による稲の倒伏があったものの、コンバインや鎌を使って手際よく刈り取り、次々と軽トラックに積み込んだ。

 収穫したコメは、県内の道の駅やインターネットなどで販売。佐藤代表(20)=農学部2年=は「一から育てるのはやりがいがあった。良い出来なので、おいしく食べてほしい」と話した。

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