第63回鳥取県3地区囲碁対抗戦(県囲碁連盟、新日本海新聞社主催)が27日、倉吉市で開かれる。昨年は西部地区がその実力を存分に発揮して2連覇を達成した。今大会では当然3連覇を狙っていることだろう。
それを受けて立つ中部・東部は一層の闘志を燃やしている。特に東部は実力者や有望な若手をそろえ、近年の思いを一気に爆発させそうだ。
対抗戦を前に、各地区の監督にそれぞれの意気込みを聞いてみた。
西部地区の瀬尾悠平監督は「大黒柱の高杉さんが所用で欠場するのは痛いが、新鋭の神戸弥帆さんやベテランの平木延明さんがそれを補うべく出場。3連覇を目指し頑張る」と意気込む。
中部地区の米原勇夫監督は「西部には2年続けて苦杯をなめている。今年は西部3連覇を阻止し優勝杯を奪還すべく、ベテランと若手が全力を出し切ってくれることを望んでいる」と話す。
東部地区の平野啓壮監督は「近年は中・西部に対し劣勢であった。しかし、今大会では実績あるベテラン3人が復帰し有望な若手もそろって、大いに期待が持てそうな顔ぶれとなった」と抱負を語った。
◇第63回鳥取県3地区囲碁対抗戦は27日午前10時から、倉吉市上井の県立倉吉体育文化会館で行われる。