地面蹴りゴールへ疾走 2―6歳児 56人がランバイク大会

 ペダルのない二輪車「ランバイク」で速さを競う大会「ランbike湯梨浜」が3日、倉吉市営陸上競技場で開かれた。鳥取県内の2~6歳児56人が参加し、元気いっぱいにコースを駆け抜けた。

 大会は、子どもたちの心身の成長や地域活性化を目的に実行委が企画し、同市では初めて開催された。参加者は年齢別に分けられ、100メートル、200メートルの各コースで順位を競った。

 スタートの合図とともに勢いよく飛び出した子どもたちは、懸命に地面を蹴りながらゴールを目指して疾走。保護者らは目の前で繰り広げられる熱戦に大きな声援を送った。榎本蓮ちゃん(5)は「楽しかった」と笑顔を見せ、母亜衣さん(34)は「1位になれなくて悔しい。来年もリベンジしたい」と唇をかんだ。

 実行委の藤井大輔代表は「同年代の子どもたちと切磋琢磨(せっさたくま)することで、充実感を味わってほしい。今後も、より多くの人に参加してもらえたら」と話した。

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