第30回「米子水鳥公園絵画コンクール作品展」が、米子市彦名新田の同公園ネイチャーセンターで開かれている。鳥取県西部の小学生が描いた鳥の絵が来館者を楽しませている。3月2日まで。
鳥や自然環境に関心を持ってもらおうと開園以来続く企画。身近な鳥、大好きな鳥、自然の中の鳥-を描いた小学生の作品を募集し、109点が寄せられた。館内には全作品と対象外の園児の作品2点が展示されている。
同公園のシンボルのコハクチョウをはじめ、カワセミ、オシドリ、フクロウ、シマエナガなどさまざまな鳥を描いた力作がずらり。それぞれの鳥の特徴や動作がよく捉えられ、思い思いに作品タイトルが付けられている。独創的な表現の作品もあり、鑑賞する大人たちを感心させている。
来館者による投票と専門家による審査があり、福生東小5年の根上佳英さんの「白鳥の憩い」が最優秀賞を受賞。優秀賞6作品、佳作12作品が決定した。2月23日に表彰式が行われる。
(久保田恭子)