加藤文太郎記念図書館(新温泉町浜坂)は、14日のバレンタインデーにちなんで、蔵書の中から菓子作りの本と恋の話の本を集め、「バレンタイン特集」と題した特設コーナーを開設した。「気軽に手にしてもらいたい」と利用を呼びかけている。
例年、この時季になると菓子作りの本に関する問い合わせが多いことから、恋の話を題材にした小説などと一緒に貸し出せるようにした。関連図書約200冊を棚に並べている。
近年のバレンタイン市場は、職場などで渡す「義理チョコ」が廃れ、友達に渡す「友チョコ」や自分自身をねぎらって食べる「ご褒美チョコ」が増えている。同館は「お菓子や手作りチョコレートの参考にしてもらい、恋の話で楽しんでもらえたらうれしい」と話している。