智頭町智頭の智頭農林高と智林日本語学校の生徒ら16人が13日、同高生徒の地域活動拠点BASE ConnecT(ベース・コネクト)で異文化交流会を開いた。互いに教え合いながら手作りしたカレーやクッキーを一緒に味わうなど、交流を深めた。
日本語学校からネパール、スリランカ、ミャンマー出身の学生12人が参加した。日本語学校の学生らは出身国の定番料理である、多種類のスパイスを効かせて鶏肉やトマトを煮込むチキンカレーとレンズ豆入りのダールカレー、智頭農林高の生徒らは4種類のクッキーをそれぞれ準備。一緒に調理して出来上がったメニューを囲んで、会話をはずませた。
交流会は学校で学んだことを生かして地域の魅力発見につなげる同高魅力化推進事業の一環で、生徒らの「さまざまな国のカレーを食べてみたい」という要望を受けて開催された。同高生活環境科1年の柳原彩さん(15)は「会話しながら触れ合えるいい機会となった」と振り返った。アリンディ・テヴィンカ・アルウィス・ウィーラッコディさん(22)は「スリランカのカレーをみんなで作れて楽しかった」と話した。