鳥取牛のおいしさ「ぎゅうっ」と 鳥取市の児童ら特別給食楽しむ

 鳥取市内の公立小中義務教育学校で15日、鳥取県内で育てられた鳥取牛を使った特別給食があった。同市六反田の湖南学園では、鳥取牛のおいしさが「ぎゅうっ」と詰まった給食を児童が口いっぱいに頬張り、地域が育んだ豊かな味わいを楽しんだ。

 特別給食は9月に設立46周年を迎える県畜産農業協同組合が、地域への恩返しにと鳥取牛のバラ肉約380キロを提供して実施された。16日までに同市内の公立小中義務教育学校全56校の給食で使用される。

 この日は37校の給食の献立に鳥取牛と高野豆腐やニンジンなどの具材をみそ仕立てにした「鳥取牛ぎゅぎゅっと汁」が登場し、児童らは夢中で箸を進めていた。4年の藤田諒一郎さん(9)は満足げな表情で「お肉が柔らかくてとてもおいしかった」と話した。

 同組合の初鹿野偉一営業マネジャー(57)は「子どもたちの喜ぶ顔を見られて我々も励みになる」と顔をほころばせた。16日には同市の河原町や用瀬町などで肉じゃがが提供される。

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